「神恵内厳島神社(かもえないいつくしまじんじゃ)」の御朱印は、仁木町にある「仁木神社」で頂けるということで「仁木神社」も参拝いたしました。
神恵内村から仁木町までは、約50㎞あり車で1時間ほど離れています。
「仁木神社」がある仁木町は、果樹の栽培が盛んで、リンゴやブドウ、サクランボなどが作られています。
「仁木神社」」は、そんな果樹園を見下ろす高台の上にあります。
北海道神社庁のホームページから転載
明治12年旧徳島藩家臣仁木竹吉が先達となり、117戸の開拓移民を率いて本町に移住した折、郷土の守護神であった八幡社・祇園社・地神社を地域毎に鎮斎したのが創祀である。天然染料の藍は江戸期から徳島の特産品であったが、この年開拓使は特に藍麻製造規則を設けて藍作を保護した。仁木竹吉は出身地の徳島県川島町の例にならい明治13年余市川中流の原野に藍を試作し、同14年には入植者のほぼ全員に当たる172戸が開拓地に藍を植えて換金作物としていたが、明治30年以降化学染料に押され藍畑は水田に変わっていった。明治36年地域毎に鎮祭していた諸神を合祀して鎮守神とし、社号を仁木神社と改めた。明治37年社殿を造営し昭和6年2月4日村社に列せられ、昭和7年7月21日幣帛料供進神社に指定され、昭和9年には現在の社殿が造営されている。昭和38年御鎮座60年奉祝祭を執行し、昭和63年9月18日御鎮座85年奉祝祭を斎行し、現社務所を建築。平成12年8月30日御鎮座百年記念事業社殿改修工事遷座祭斎行。平成15年9月17日御鎮座百年式年大祭を斎行。
御祭神は、天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)・応神天皇(おうじんてんのう)・稲田姫命(いなだひめのみこと)・息長帯比賣命(おきながらたらしひめのみこと)・須佐之男命(すさのおのみこと)・大己貴命(おおなむちのみこと)
境内には、ワインにちなんだ奉納品がたくさんあり「ワイン神社」とも呼ばれています。
手水舎を見ると、水がワインボトルから注がれていて、水盤はワイン色に見えます。
この手水舎は、日本ソムリエ協会名誉顧問の熱田貴さんが奉納されたものです。
境内にはワインの樽も奉られています。
「仁木神社」」とワインとの関係は、仁木町に開設された「NIKI Hills Winery(ニキ・ヒルズ・ワイナリー)」のオーナーが、この神社を訪れて、気に入ったことが始まりだそうです。
御朱印は、社務所で9:00~17:00の間は常時受け付けしてもらえます。
社務所に入ると、日本ハムファイターズの元監督で、現在はチーフ・ベースボール・オフィサー(CBO)の栗山英樹さんのユニフォームやサイン色紙、写真などが飾られています。
2019年の元日に「仁木神社」で必勝祈願し、おみくじを引いたら人生で初めての大吉を引いたそうです。
「神恵内厳島神社」と「仁木神社」の両方の御朱印を頂いてきました。
「仁木神社」の御朱印には、ワインボトルが描かれています。
仁木神社
所在地:北海道余市郡仁木町南町2丁目14