東旭川地区は、屯田兵によって開拓された場所で、今も「上兵村」「下兵村」という地名が残っています。
明治25(1892)年に旭川屯田400戸が入植。屯田中隊事業として村社建設が決議されました。
翌年の明治26(1983)年に、天照大神とともに木花開耶姫命を祭神として、本殿を造営して、村名をとって「旭川神社」と名づけられました。
7,650坪の広さを持つ旭川神社の境内には、「八幡愛宕神社」と「顕勲神社」も祀られています。
明治30(1895)年、愛媛県出身者が中心となり郷里宇摩郡野田村から御分霊を奉斎、「若宮八幡神社」と号しました。明治36(1903)年に東京愛宕神社の御分霊を奉斎、長く愛宕地区に祀られていた「愛宕神社」に合祀して「八幡愛宕神社」となりました。
「顕勲神社」は、日露戦争から大東亜戦争にいたる戦没者413柱を祀る神社です。
社殿は大正4(1915)年建立、 当初は「東旭川護国神社」と称していましたが、戦後「顕勲神社」と改称されました。
また境内には、屯田兵に関する資料が多数展示された「旭川兵村記念館」もあります。
館内には、当時の屯田兵屋が復元され、実際に使われていた生活用品や農機具、遺品、「旭川兵村中隊記録」「屯田物語原画綴」など数々の記録が展示されています。
社務所にはいろいろなお守りやおみくじと並んで7種類の御朱印がありました。
切り絵や箔押しの御朱印は書置きです。
せっかくなので書置きではない御朱印を頂きました。初穂料は300円です。
御朱印記事
旭川神社
所在地:北海道旭川市東旭川南1条6丁目8番14号
電話番号:0166-36-1818
ホームページ:http://www.asahikawajinja.or.jp/