JR美瑛駅や道の駅びえい丘のくらから車で5分、徒歩約30分のところにある「美瑛神社」は、札幌市の「北海道神宮」、日本百景に登録されている「洞爺湖」と並んで、「北海道三大パワースポット」と言われています。
また、「白ひげの滝」や「青い池」と並んで、「美瑛の三大パワースポット」と呼ばれていることからたくさんの人が訪れます。
明治29年に和歌山から入植した木下四郎が旧官幣大社熊野坐神社より「家都御子命」の御分霊を受けて敷地楢の大木に「小祠」建立し、仮の社殿としてお祀したのが始まりです。昭和5年に村社に列せられ神饌幣帛料供進神社指定の神社となりました。
ニの鳥居の先にある社殿で注目したいのが、社殿の正面にあるハートマークの装飾です。
このハートマークは、「猪目(いのめ)文様」と呼ばれるもの。イノシシの目を意味していて、強い動物の力で災厄をしりぞけて福を呼ぶという古くから神社仏閣で使われていた厄除けの文様です。
「猪目文様」は社殿の正面だけでなく、いろいろ場所に装飾されているので探してみましょう。
御朱印は書置きで、初穂料は500円です。
御朱印には美瑛の丘と八咫烏(ヤタガラス)が描かれています。八咫烏を祀る神社として知られているのは和歌山県の熊野三山神社。美瑛神社はこの熊野三山神社から「家都御子命」の御分霊を受けていることから、美瑛神社は八咫烏に縁のある全国でも珍しい神社なのです。
御朱印記事
美瑛神社
所在地:北海道上川郡美瑛町東町4丁目1-1
電話番号:0166-92-1891