士別市のほぼ中央の小高い丘「九十九山」に鎮座する「士別神社」。
明治32(1899)年7月、屯田兵第三大隊第五中隊九十九戸がこの地に入り、錬兵場の一角に開村記念標を建てて天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)を奉斎したのが、「士別神社」のご創祀です。
御祭神の天照皇大神は、「日の神様」とも称えられる最も尊い神様で、皇室のご祖神、国民の総氏神様として仰がれています。
「士別神社」が鎮座する九十九山は、屯田兵100戸が移住しましたが、そのうち1戸が入居直後火災で剣渕に転出して、99戸で士別の開拓が開始されたことに因んで名づけられたそうです。
境内は、101.186平方メートルもの広さがあり、北海道の神社では北海道神宮に次いで2番目の広さだとか。
境内には、聖徳太子と手置帆負神・彦狭知神の三神を祭った「聖徳神社」、安産の神の御霊徳のほか造材木材関係の人々や登山家の守護神として信仰されている「士別山神社」、火防の神、日本武尊を祀る栃木県古峯ヶ原古峯神社を仰ぐ碑を建立、龍尾神社を合祀した「古峯龍尾神社」もあります。
鳥居の前の駐車場の脇には、鉄筋鉄骨造3階建延526坪の立派な「社務所参集殿」があり、ここで御朱印が頂けます。
書置きではなく、神職が御朱印帳に直筆で書いて頂けるので、参拝する前にお願いすると良いですよ。御朱印に加えて、御神箸も頂いて初穂料は500円です。
御朱印記事
士別神社
所在地:北海道士別市東8条北1丁目九十九山
電話番号:0165-23-2243
公式ホームページ:https://www.shibetsu-jinja.jp/