北海道で生産されるえのき茸やなめこの約7割を出荷している愛別町は「きのこの里」として知られています。
「湯元 協和温泉」は、そんな愛別町の林や田畑に囲まれた場所にポツンと建つ温泉宿泊施設です。
建物に入ると、石で作られたきのこ達が出迎えてくれます。
温泉は、美肌の湯として効果が期待される「炭酸冷鉱泉」。
入浴料は大人600円、小人300円です。
泉源が発見されたのは明治時代のこと。建物から2km山奥の若牛内沢に湧く冷泉を、開拓者が持ち帰り沸かし疲れを癒していたそうです。
炭酸が強いため、昔は地元の子どもたちが源泉にやってきて、砂糖を入れてラムネにして飲んでいたとか。
温泉の湧出量が少ないため、天然の温泉が使われているのは、一人用の小さな浴槽だけです。この浴槽に注がれている温泉は飲むことができます。
現在の建物が完成したのは1988年(昭和63年)。新しくはありませんが、ゆったりと落ち着ける雰囲気で気持ちよく、ついつい長風呂してしまいます。
「湯元 協和温泉」に宿泊すると、夕食と朝食で愛別町特産のきのこや山菜をたっぷりと使った料理が味わえます.
また館内の食堂は、宿泊していなくても利用することができ、ラーメンやそば、カレーライス、チャーハンなどの軽食メニューが頂けます。
おすすめは、愛別町産のきのこがたっぷり入った「きのこラーメン」です。
湯元 協和温泉
・所在地:北海道上川郡愛別町協和143-3
・電話番号:01658-6-5815
・駐車場:あり
・ホームページ:https://kyouwaonsen.com/
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