「さるふつ公園キャンプ場」は日本最北の村「猿払村」にあるキャンプ場です。
広さ約2万4600平方メートルもある広大な芝生のキャンプ場で、炊事場やトイレなどの設備も整っています。
さるふつ公園キャンプの場所とアクセス
さるふつ公園キャンプ場は、日本海沿いを走り網走市と稚内市を結ぶ国道238号線沿いの猿払村浜鬼志別にあります。
札幌からは道央自動車、国道40号線、国道275号線、国道238号線を経由して車で約4時間40分。稚内からは国道238号線を経由して車で約50分。北見からは国道238号線を経由して車で約4時間です。
さるふつ公園キャンプ場の施設紹介
芝生のテントサイトは8の字を描くようにあり、周りには駐車場、中央部には炊事場とトイレ、イベントで使用される野外ステージがあります。そしてバンガローも3棟あります。
受付・チェックイン
「さるふつ公園キャンプ場」は「道の駅さるふつ公園」に隣接したキャンプ場です。キャンプの受付は「道の駅さるふつ公園」の管理棟の中にあります。
テントサイトを利用する際には予約は不要で、宿泊当日にここで受付をして利用料金を支払います。
バンガローは事前予約が必要で、毎年4月1日午前9時から5月~10月分全日程の予約開始です。
料金を支払うと「使用許可証」を渡されるので、車やバイクなどの見える位置に提示します。「使用許可証」はチェックアウトの際に、管理棟の中にある返却ボックスの入れます。
テントサイト
テントサイトが利用できる期間は5月から9月末まで。予約は不要です。
料金は、大人(中学生以上)1泊400円、小人(小学校)1泊200円。チェックインは13:00~17:30、チェックアウトは翌日10:00まで。
場内に駐車場がありますが台数制限があり、先着順に案内されます。
芝生への車の乗り入れ、花火、直火、薪ストーブ、介助犬以外の動物の敷地内侵入は禁止です。
炊事場とトイレ
炊事場とトイレはキャンプ場の中央部の野外ステージの裏側にそれぞれ1か所です。炊事場には蛇口が12か所あるので、繁忙期でたくさんのキャンパーが利用していても、それほど混みあうことはないと思います。
炊事場の近くには、残った炭を捨てる場所が用意されています。
トイレも1か所で男子と女子、そして多目的トイレがあります。(テントサイトは営業期間外なのでシャッターが閉まっていました)
他に隣接する「道の駅さるふつ公園」にも24時間利用できるトイレがあるので、道の駅に近い場所にテントを張った人は、そちらを利用してもいいですね。
バンガロー
「さるふつ公園キャンプ場」を利用したのは2023年10月25~26日です。
テントサイトは9月末で営業終了ですが、バンガローは10月末まで利用できます。
バンガローは全部で3棟。事前予約が必要で毎年4月1日午前9時から5月~10月分全日程の予約が開始されます。
利用料金は1泊5,000円(1棟)、チェックインは15:00~17:30、チェックアウトは翌日10:00までです。
バンガローの前には駐車スペースがあって、すぐ近くに車を停めることができます。
バンガローはストーブ付きです。猿払村がある道北地区は朝晩はかなり冷え込むので、ストーブがあると10月でも安心して泊まれます。
バンガローは4人用で、入り口を挟んで左右に2段ベッドがあります。
バンガローの中には、キッチンがありますがガスコンロはついていません。料理をする場合には、カセットコンロなどを持参する必要があります。
トイレは水洗ですが便器には洗浄機能がありません。
ゴミは受付で専用のゴミ袋(200円)を購入すると、分別して捨てることができます。
分別方法は、燃えるゴミ(紙類、プラスチック類、たまごの殻など)、燃えないゴミ(ペットボトル、帆立貝殻、缶、ビン、アルミ、その他金属など)、生ごみです。
キャンプ場周辺の施設
キャンプ場の周辺には、「ホテルさるふつ」、売店の「夢喰間」と「まるごと館」、「パークゴルフ場」などがあります。
猿払村は天然ホタテの水揚げが日本一。「夢喰間」は「道の駅弁ホタテめし」が名物です。「まるごと館」では、ホタテ漁の期間にほたて貝剥き体験ができます。
「ホテルさるふつ」には、売店やレストランがあり、「憩いの湯」では日帰り入浴もできます。
さるふつ公園キャンプ場
・所在地:北海道宗谷郡猿払村浜鬼志別214-7
・電話:01635-2-2311
・利用期間:テントサイト5月~9月末、バンガロー5月~10月末
・チェックイン:テントサイト 13:00~ バンガロー15:00~
・チェックアウト:10:00まで
・公式ホームページ(猿払村):https://www.vill.sarufutsu.hokkaido.jp/hotnews/detail/00000358.html