「永山神社」は、1891(明治24)年に永山屯田兵の入植者のうち、岡山県出身の兵たちが、現在の永山駅の裏に小さな祠を建てて心のよりどころとして崇拝したのが始まりで、上川管内では最古の神社です。
鉄道手塩線(現在の宗谷本線)が開通したことで、神社への参拝が困難となり、1912(明治45)年の現在の場所に移転されました。
「永山神社」は祭神として、天照大神(あまてらすおおかみ)と大國主神(おおくにぬしのかみ)。そして北海道屯田の生みの親である永山武四郎を祀っています。
一の鳥居を過ぎてすぐの右手には永山武四郎将軍の銅像が建てられています。高さ1.8mの石の台座の上に立つ高さ2mの軍服姿の像です。
二の鳥居の前の左手には鯉が泳ぐ池があり、鴨の親子もいました。
現在の社殿は、永山神社御創始100年記念事業として1993(平成5年)に建てられたものです。
また境内には「上川水田発祥之地」の碑が立っています。永山地区に屯田兵として入植した2人が、1891(明治24)年に米作りに挑戦したが失敗。しかし、翌年はわずかながらもお米が収穫できたとされています。
社務所があるのは社殿に向かって右手です。自宅から近いのでこれまで何度か「永山神社」を参拝していますが社務所に立ち寄るのは初めてです。
御朱印は書置きで、初穂料は300円でした。
永山神社
所在地:北海道旭川市永山4条18丁目2番13号
電話番号:0166-48-1638
ホームページ:https://www.hokkaidou-asahikawa-nagayamajinnja.com/